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令和8年9月30日 市長定例記者会見
【資料1 市民に身近な市役所づくり新庁舎整備の現在地】
【資料2、3 市民に身近な市役所づくり ①新たなワンストップサービス】
【資料4~6 市民に身近な市役所づくり ②新たな庁舎のカタチ】
【資料7 市民に身近な市役所づくり ③新たな執務環境の創出】
【資料8 市民に身近な市役所づくり 事業スケジュール】
【資料9 市民に身近な市役所づくり 本庁舎側敷地の利活用】
【市長】
資料1~9に基づき説明
【記者】
職員の懲戒処分について、事案の発表時点では市と本人がまだ接触できていなかったと思いますが、当該職員は酒気帯び運転をした理由について、どのように述べているのでしょうか。
【市長】
詳細について、この場でお答えできることがあるか改めて確認し、回答できる内容があれば人事課長からお答えします。
【記者】
山崎貴監督の最新作『ゴジラ-0.0』で松本市も舞台になるそうですが、市長の受け止めをお聞かせください。また、今後、聖地巡礼なども期待されますが、その点についてもお願いします。
【市長】
松本市出身の山崎貴監督は、『ゴジラ-1.0』の監督としてアカデミー賞を受賞し、その功績が認められ、次のゴジラ映画の制作が決まっていました。これまで、松本市も何らかの形で映画に登場するのではないかということは伺っていましたが、今回、正式に映画の舞台の一つとして松本市や市内の風景が登場することが確実になりました。映画の中で松本市がどの程度紹介されるのかは分かりませんが、期待を持って11月の公開を楽しみにしています。
また、観光ブランド課を中心に、松本市や市内の関係団体と連携し、ゴジラに関する取り組みを計画しているようです。まだ詳しい報告は受けていませんが、そうした取り組みにも期待しています。
【記者】
VFXを手掛ける監督なので、どのような形で撮影が行われたのか分かりませんが、松本市内でも撮影はあったのでしょうか。
【市長】
その点についても、正確な報告を受けていません。市内で撮影が行われたという報告は受けていないため、現時点では撮影があったとは申しあげられません。
【記者】
職員の懲戒処分に関してですが、本人への聴取の中で、酒を飲んで運転した理由について公表できる内容があれば教えてください。
【市長】
人事課長から回答します。
【人事課長】
私の方から本人に聞き取りを行いました。その中で、病院に入院していた期間から退院後、慣らし勤務に入るまで禁酒していたものの、最後に自分で酒を購入して飲んでしまったと説明しています。その理由について尋ねたところ、本人は「自分の弱さ」だと述べていました。それまで酒を飲むことをやめていたにもかかわらず、最後に手を出してしまったことについて、なぜそうしたのかと聞いた際も、自分の弱さだという趣旨の発言がありました。
【記者】
飲食店などで飲んだのではなく、自分で購入した酒を飲んだということですか。
【人事課長】
本人への聞き取りでは、自分で購入した酒を飲んだと確認しています。
【記者】
酒を購入したのは、何時ごろだったのでしょうか。
【人事課長】
詳しい時間については、正確にお伝えできるか分かりませんが、本人からの聞き取りでは、前日に購入した酒をその日の夜に飲み、残っていた酒を慣らし勤務終了後の午後に飲んだとのことです。また、その後、別途酒を購入したことも確認しています。
【記者】
市職員が酒気帯び運転で現行犯逮捕され、免職に至ったことについて、改めて市長としての受け止めをお聞かせください。
【市長】
極めて遺憾です。先ほども申しあげたとおり、市民の信頼を著しく失墜させる行為であり、絶対に許されるものではありません。再発防止に向けて、副市長と総務部長から、事案が発生した翌日と処分が決定した本日に、全職員に対して再発防止のための注意を徹底しました。
【記者】
この件について、起訴・不起訴といった刑事手続きや司法判断を待たずに免職処分を決定した理由をお聞かせください。
【市長】
副市長をトップとする庁内の倫理委員会で審査が行われ、この審査結果を踏まえて、私が処分を決定しました。今回、本人が違反行為を全面的に認めており、疑いの余地がないことから、刑事手続きや司法判断を待たずに処分を決定しました。
【記者】
本人が違反行為を認めているとのことですが、今後、退職金の支払いはどのようになるのでしょうか。
【市長】
人事課長からお答えします。
【人事課長】
退職金については、支給しないことを庁内で決定し、本人にその旨を通知しています。
【記者】
今回の件は経緯を踏まえると、アルコール依存症という病気の影響や、本人が「弱さ」と述べているように、自分では制御できない難しさもあると思います。そうした事情も含めて考えた上で、公務員としての行為の重大性を踏まえ、免職という判断をされたのでしょうか。
【市長】
おっしゃるとおりです。今回の事案については、約半年前に同様の状況が職場で確認され、病院での治療などの措置を講じてきました。本人や周囲、医療関係者も職場復帰を目指し、段階を踏んで対応してきました。その上で、今回の違反行為と信用失墜行為が発生したということですので、今ご説明いただいたような認識のもとに、免職処分を決定しました。
【記者】
別件でお伺いします。本日、里山辺の土砂崩落について、県から報告書が公表されました。森林整備との関係性は低く、因果関係は認められないとする一方、落石については今後リスクの確認が必要とされています。この報告に対する市長の受け止めをお聞かせください。また、こうした事象はどこでも起こり得ることですが、森林整備との関係も含め、今後の森林整備や土砂災害に関わる工事などについて、どのようにお考えでしょうか。
【市長】
本日発表された報告については、まだ詳細な報告を受けていないため、内容を踏まえたコメントではないことをご承知おきください。森林整備との因果関係の有無にかかわらず、松本市は東山・西山ともに森林が非常に多く、森林や里山の近くに居住されている方も多くいらっしゃいます。
気候変動の影響により、雨量や雨の降り方が変化し、土砂崩落のリスクは全体的に高まっています。また、松本市では10年から15年ほど前から松枯れが広がっており、短期的に食い止める方策はないという認識のもと、時間をかけた森林再生に取り組んでいます。こうした状況において、市としてできることは、土砂崩落のリスクについて市民の皆さんにより丁寧に情報を伝えていくことだと考えています。また、リスクを共有した皆さんには、現在の対応においても、今後に向けても、できるだけ早く避難行動を取っていただくよう、しっかりと呼びかけていく必要があると考えています。
【記者】
職員の懲戒処分について、9月29日付で免職処分が行われ、教育次長らにも管理監督責任として注意があったとのことですが、この注意は口頭によるものでしょうか。
【市長】
口頭による注意です。
【記者】
本日付で、総務部長から全職員に向けて通知があったとのことですが、これは文書による通知でしょうか。
【市長】
所属長に対して文書で通知しています。各課の職員に対しては所属長から、口頭で伝えることとしています。
【記者】
万博のオブジェについてお伺いします。解体から10カ月以上が経過し、屋外での保管によって部材にひび割れが生じていることが市議会で明らかになりました。市議会では、市の判断の遅れが劣化を招いたとの指摘も出ていますが、実際に判断の遅れがあったと考えているのか、また、現状の劣化についてどのように受け止めているのか、市長の考えをお聞かせください。
【市長】
9月の市議会一般質問で、芝山稔議員から万博のオブジェについて質問があり、総合戦略局長が一つ一つ答弁しました。その内容をもとに、昨日は市民タイムス、本日は信濃毎日新聞に記事が掲載されたと認識しています。議会を取材されていなかった記者の皆さんもいらっしゃると思いますので、前提となる経緯も少し説明した上で、お答えしたいと思います。
まず、解体から10カ月が経過したことについて、判断の遅れではないかと質問したのは芝山議員です。今回の議会でも説明しましたが、オブジェの寄贈に関わり、松本市とともに交流や調整を進めてきた民間団体があります。「ユニバーサルデザイン研究会」という、建築設計士を中心としたまちづくりの団体です。芝山議員もそのメンバーの一人で、オブジェの寄贈に深く関わってきました。先週の9月25日金曜日には、これまでの経緯を踏まえ、総合戦略局長をはじめとする市職員と、ユニバーサルデザイン研究会の代表および副代表、オブジェの解体・移送をオーストリア側から依頼されている建設業者、そして芝山議員の4者で、今後の対応について協議しました。なお、建設業者も同研究会のメンバーです。
私が申しあげたいのは、市として、金額の詳細や必要な措置が明らかにならないまま、設置を決定することは当然できないということです。そうした状況を判断の遅れと指摘しているのが、寄贈に向けた調整に深く関わってきた芝山議員です。この経緯を前提として、どのような立場から判断の遅れを指摘されているのか、報道に当たっても認識していただきたいと思います。
次に、部材の劣化についてです。現在、オブジェの所有権は松本市にはなく、部材の管理は形式上、オーストリア側にあります。そして、オーストリア側から解体・移送を依頼されている建設業者が、実際の管理を担ってきました。そのため、市としては、部材の管理をその業者に任せてきたという経緯があります。今回、芝山議員が議会で、判断の遅れや部材の劣化の責任は市にあるのではないかという趣旨の質問をされることが分かったため、市としても、現地でどのような管理が行われているのか確認する必要があると考えました。そこで、総合戦略局長をはじめとする職員が現地を確認し、議会で説明したとおりの管理状況であったこと、また、部材にひび割れが生じていることが判明しました。ただし、ひび割れが、今後オブジェを新たに設置する上でどの程度の支障になるのか、現時点では明らかになっていません。管理を依頼されている建設業者が、ひび割れをどのように評価し、どのような補修などの措置が必要になるのか、また、そのためにどの程度の費用がかかるのかについても、まだ分かっていない状況です。したがって、ひび割れが今後の計画に全く影響しないとは言えませんが、現時点では、その影響の程度を判断できません。
現在、建設業者と最も重要な課題として協議しているのは、建築基準法上の問題です。万博では、存続期間を2年以内とすることで認められていた建築物ですが、松本市では期限を設けずに設置することを想定しています。その場合、建築基準法上、どのような課題があるのかについて、解体・移送を依頼されている建設業者と協議していますが、現時点では見解が一致していません。この点について見解が一致しなければ、設置に必要な費用がどの程度になるのか、全体像を把握することもできません。そのため、議会でも答弁したとおり、建設業者との協議をできるだけ早く進めたいと考えています。
今回、さまざまな課題が明らかになってきましたので、予定している場所に設置するために最終的にどのような措置が必要なのか、それに伴って全体としてどれだけの費用がかかるのかを整理し、議会に示したいと考えています。その上で、市民の代表である議会の皆さんに、設置を認めるのか、あるいは難しいと判断するのか、判断していただける状況をできるだけ早く整えたいと思っています。
【記者】
セイジ・オザワ松本フェスティバルの開催前までに設置を目指すとされていますが、現時点では予算化の見通しも立っておらず、今後、補修内容の確認や予算の議決、施工などが必要となるため、時間が限られていると思います。来年夏の設置に間に合うのでしょうか。
【市長】
来年夏の設置については、音楽やアルプスという共通の価値を持つザルツブルクやオーストリアとの関係を考えたときに、可能であれば望ましい形であると、これまで申しあげてきました。ただ、現実には、まだ入り口の段階でさまざまな問題が解決されていません。そのため、いつまでに設置するという期限を明確に定めて、進められる状況にはないと考えています。
【記者】
オーストリア政府と覚書を締結していますが、補修費用や設置費用が大幅に膨らんだ場合、市民の理解を得ることが難しくなるのではないかと思います。当初想定していた9,000万円を大幅に超える場合、オブジェの受け入れそのものを撤回したり、計画を大幅に見直したりする選択肢はあるのでしょうか。
【市長】
まず、当初9,000万円として示した金額は、積み上げ方式で算出したものではなく、極めて概算の段階の数字です。この点は議会への報告時にも説明してきました。9,000万円という数字が独り歩きしないよう、今後、状況がどうなったとしても、あくまで目安として示した金額であることを、記者の皆さんや市民の皆さんにお伝えしていく必要があると考えています。
その上で、現在はさまざまな不確定要因がありますが、概算の段階にとどまらない、実際にどの程度の費用がかかるのかという現実的な数字を、できるだけ早く市民の代表である議会の皆さんに示したいと考えています。当然ながら、実現するためには議会の皆さん、ひいては市民の皆さんの理解を得る必要があります。その実現に向けて、できる限りのことに取り組んでいきたいと考えています。
【記者】
先ほどの話題に関連してお伺いします。判断の時期というよりも、現状では、なぜ協議がなかなかまとまらないのかが問題だと考えています。市長は、建築基準法上の問題や課題がどこにあるのかについて、関係者との間で見解の一致を探っているとおっしゃいましたが、具体的にはどのような点が課題となっているのでしょうか。
【市長】
誤解のない範囲で申しあげると、今回のオブジェは仮設を前提に製作されたものです。これを常設にするにあたり、仮設と同じ水準でよいのか、それとも常設にする以上、より高い水準を求める必要があるのかという点について、私が報告や説明を受けている限り、明確な見解の一致に至っていません。オーストリアで製作されたものが日本に持ち込まれており、部材のあり方や組み方が、従来、日本国内で製作されてきたものとは異なるため、解釈に幅が生じている状況です。補強などの基準を厳格にすれば、その分、費用も大きくなります。どこまでの補強が必要なのか、また、どのような方法で対応するのかによって、費用も変わってきます。
通常、市が公共施設を整備する場合は、入札によって一定の基準を満たす事業者の中から、最も安い価格を提示した事業者を選ぶことができます。しかし、今回は、オーストリア政府から解体・移送を請け負った事業者が関わっており、構造も単純ではないため、一般的な公共工事のように入札で見積もりを取ることが難しいという特殊性もあります。こうした事情が、課題の解決に至っていない要因となっています。この間の状況については、松本市からオーストリア政府側へ逐次報告していますが、いつまでもこの状態を続けることはできません。できるだけ早く、議会の皆さんにお示しできるようにしなければならないと考えています。
【記者】
一般質問では、オーストリア政府にも資金援助を求めたとのことでしたが、資金援助を得られる見通しはあるのでしょうか。また、先日、総合戦略局長が大阪に視察に行き、オブジェの保管状況を確認されたということですが、市として、現在管理している建設業者の保管方法や管理状態は適切だと考えているのでしょうか。
【市長】
まず、保管方法や管理状態については、市として正確に判断することはなかなか難しい面があります。これまでその状態で管理されてきたという経緯もありますので、少なくとも、管理を担ってきた建設業者の管理方法については、基本的に適切であるという前提で見ています。
オーストリア側とのやり取りについては、さまざまな協議を行ってきていますが、資金援助の見通しも含め、現時点ではコメントを差し控えさせていただきます。
【記者】
先週金曜日に建設業者だけでなく、ユニバーサルデザイン研究会の代表、副代表とも協議し、今後の方針について話し合ったとのことですが、どのような内容が話されたのか、明らかにしていただけますか。
【市長】
先ほどご説明した課題や論点について、意見交換を行ったということです。
【記者】
職員の懲戒処分についてお尋ねします。慣らし勤務中に起きた事故とのことですが、慣らし勤務は午前中のみの勤務なのでしょうか。
【人事課長】
慣らし勤務の時間は、本人の健康状態に応じて設定しています。通常は、まず2時間程度の勤務を数日間行い、その後、半日や半日プラス2時間程度の勤務を経て、最終的に1日勤務を試します。1日勤務ができる状態であれば復職するという形で、段階的に勤務時間を延ばしながら慣らしていきます。
【記者】
事故を起こした当日は、基本的に1日勤務をしていたということでしょうか。
【人事課長】
事故当日は、もともと1日勤務の予定でしたが、翌日から終日勤務となることもあり、本人の申し出で半日勤務に切り替え、帰宅したと聞いています。
【記者】
事故が起きたのは午後8時30分ごろだったと思いますが、勤務からの帰宅途中に起きた事故ではないということでしょうか。
【人事課長】
聞き取りでは、一度自宅に戻り、そこから出かけたと聞いています。
【記者】
細かい点で恐縮ですが、事故前日の8月30日の夜に購入した酒を飲み、残った分を事故当日の8月31日の夜にも飲んでいたとの説明がありました。30日と31日それぞれについて、どこで、どの程度の酒を購入し、どこで飲んでいたのか、教えていただけますか。
【人事課長】
現在、警察が捜査を進めている状況です。また、詳しく聞き取った内容が正確かどうかも確認できていません。
【市長】
今後、警察が裏付け捜査を行い、本人の供述と事実が一致しているか確認するものと考えています。市として確認できているのは本人の供述までですので、詳細については回答を差し控えさせていただきます。
【記者】
別件ですが、ヒマラヤスギについてお伺いします。その後の進捗状況や計画の見直しに向けた協議はどの程度進んでいるのでしょうか。また、文化庁への補助事業の取り下げなどは行ったのでしょうか。
【市長】
市議会での答弁以降、負担決議に沿って対応していくということ以外、報告は受けていません。教育委員会に取材していただければと思います。
【記者】
明日からふるさと納税制度の見直しが行われますが、松本市の返礼品について、何らかの対応の変更はあるのでしょうか。また、募集経費の削減や原産地基準の厳格化などが進む中、ふるさと納税本来の趣旨も含め、現在の制度のあり方について市長の見解をお聞かせください。
【市長】
少し前に受けた報告では、今回の見直しに伴い、松本市が対応を変更しなければならない項目はないと聞いています。今回の見直しは、ふるさと納税の過熱や、本来の趣旨からの逸脱を是正する方向で行われるものと受け止めています。そのため、松本市としては、特段の影響はないと考えています。
松本市は、ふるさと納税の税収を過度に増やすための手段とは考えていません。一方で、制度がある以上、税収が一方的に流出することは、市にとっても市民にとってもマイナスの影響があります。そのため、市内の産品やさまざまなサービスを、ふるさと納税を通じてPRし、松本市の知名度やブランド力の向上と、一定程度の税収確保につなげていくことを基本方針としています。
【記者】
6月30日火曜日の会見では、令和7年度の寄付額が3億円を超えたことに触れ、松本市の返礼品が多くの人の目に留まるようにしたいとおっしゃっていました。その考え方に変わりはないということでしょうか。
【市長】
そうです。
【秘書広報室】
以上をもちまして、市長定例記者会見を終了します。
※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。